アルパカについて
アルパカは、ラクダ科ラマ族 (他にビクーニャ、 リャマ、 グアナコ) の動物で、 ペルーやボリビアの南米アンデス山脈3000から5000mの寒い高地に生息しています。
そこは昼と夜との気温が20℃~マイナス20℃にもなります。この過酷な気温差に耐えうる、温度調節に優れた毛を全身にまとうのが、アルパカです。
次のような優れた特長があります。
①軽くて温かい (繊維の細さが20~30ミクロンの為)
② 丈夫で長持ちする。(繊維の長さが7~8センチもある為)
③独特の手触りと光沢がある。
④縮みにくく、毛玉ができにくい。(直毛の為)
⑤多くの自然色がある。 (白、黒、グレー、 まだら)
アルパカの毛は、ウールやカシミヤと比べると強い保温性を有し、実にウールの8倍と言われています。
その上丈夫で、繊維を細かくしてもその強さは変わらず、モヘヤに次いで最も強いものとして世界中から注目されています。
また、古来よりアルパカ製品は水にも強く、汚れた場合は手洗いができます。
このような特長の為、最高級ニット素材とされています。
生産
弊社のアルパカニットはペルーの編み手の方々によって生産されています。
アルパカニットの編み方やデザインによって異なりますが1人で1枚編むために要する時間は
1週間から2週間程度かかります、そのためアルパカ手編みニットは大量生産ができません。
生産者の人口も年々減少傾向にある上、生産量に限界があるためとても貴重なものです。
お手入れについてはドライクリーニングが適しています。ご家庭で 洗濯される場合は
常温の水でウール洗い用の洗剤かジャンプーで 押し洗いし、リンスで仕上げればと柔らかさが増します。
シーズンオフになりましたら、防虫剤を入れ たたんで保管してください。
ハンガーに掛けた状態での保管は型崩れの原因となりますので、 ご注意ください。